【高校生必見!】高校英語の勉強方法
英語は苦手!という声は良く聞きますが、実際に塾で英語を受講している高校生はかなりいます。そのほとんどは、中学生から苦手意識を持っているケースが多いのですが、高校生になり、暗記する単語量が圧倒的に増えた、文法がかなり複雑になった、文章が長すぎて理解できない、などの悩みから英語が苦手になる生徒もいます。しかし、英語は大学受験で避けて通れない科目なので、英語が苦手な生徒に少しでも参考になれば幸いです。
■英語が苦手な生徒の特徴
①英単語や熟語の知識が不十分
英語が苦手!と言っているほとんどの人は、そもそも単語量が不足しています。
例えば「available」、「context」、「involve」の意味は分かりますか?
正解は、「available」(利用できる、手に入る)、「context」(状況、背景)、「involve」(巻き込む、関係する)でした。如何でしょうか?自信を持って答えられましたか?そもそも英語は言語なので、言葉自体を知らないとテストで点数は取れません。
②単語の知識が浅い
単語は知っているけど、なんだか理解が深まらない、というケースもあります。例えば、「reference(言及)」、「confront(…を直面させる)」などの単語ですが、あまり日常生活では使わないので、単語の意味は知っているけど、文意が曖昧という経験もあるのではないでしょうか?大学受験では高度な文章が引用されるので、日本語として単語の理解も深めておく必要があります。
③英文構造が把握できていない
文章が長くなると、英単語の意味が分かっていても、文型、句や節、接続詞などの知識を基に正確に英文構造を把握しないと、設問に答えられません。ボンヤリと意味が分かっているだけでは、大学入試レベルには太刀打ちできません。また、長文問題に時間がかかってしまい、適切な時間を配分できないこともあります。
④リスニングを意識した学習ができていない
共通テストや一部の私立大学ではリスニング問題も出題されます。「リスニング対策は特にやっていないけど何となく点数は取れるねん」というのは高校入試までです。入試科目にリスニングが課されていない場合は別として、難関大学を目指す場合はしっかり準備して入試に臨みましょう。
■今後の勉強方法について
・英単語の暗記は、「単語+メインの訳」の単発で覚えるのではなく、「発音・発声」、「読解(文章内の使われ方)」、「英作文(その単語を使った)」は、必ずセットで覚えましょう。テストに備えて一語一義だけ暗記する人は多いですが、結果として総合的に暗記した方が、長期記憶になり易いのです。
・英語の学習に文法は避けて通れませんが、高校英語は文法用語も多く、苦手意識を持つ生徒が多いのも事実です。入試まで時間がある場合は、思い切って品詞や文型から学び直しましょう。時間の無い場合は、名詞・動詞(主語・述語)だけに絞り、文中の「何がどうだ」だけも把握できるようになりましょう。また、前置詞を覚えると、文法問題や空欄補充の設問の正答率が上がります。熟語の知識も増えるので、前置詞の暗記も効果的です。
・英文構造の把握するスキルは、多少時間がかかっても、文型・句や節・修飾(被修飾)・接続など、正確に分類できるように取り組みましょう。精度が低いと、曖昧な理解のまま設問に答えることになり、正答率が運次第になります。まずは比較的短めの英文和訳から始めて、徐々に文章を長くして、スピードアップしましょう。
・リスニングは、以前のブログ(リスニングに効果的な勉強方法)にアップしているので参考にして下さい。
如何でしたか?
英語は苦手な人が多い反面、一定の実力が定着すると、点数が下がりにくい科目でもあります。英語は、大学入だけでなく、大学進学後も論文研究などで使います。これを機会に英語と真剣に向き合ってみましょう。
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